令和6年5月26日(日)アクロス福岡にて、主催:TORAO NATION STATE 認定:インターナショナル修斗コミッション PROFESSIONAL SHOOTO TORAO 32 が開催された。この大会に山口有永道場から、グラップラー脇選手(脇坂 智太郎)とシヴァエフ選手(柴村 拓弥)が出場し、ともに激戦を繰り広げた。
ライト級(-70.3kg) 5分2R:深見 弦汰(赤崎道場 A-SPIRIT) VS グラップラー脇(有永道場 Team Resolve)
2024新人王決定戦トーナメント ライト級(-70.3kg) 5分2R:ムクロック(DESTINY JIU-JITSU) VS シヴァエフ(有永道場 Team Resolve)
プロデビュー戦となる新人王トーナメント初戦を、見事勝利で飾ったシヴァエフ選手!
1R:シヴァエフ選手がムクロック選手を金網に押し込むと、ムクロック選手はシングルレッグからバックを狙う。シヴァエフ選手はこれをさせず、再び金網に押し込む。度々体勢が入れ替わるが、シヴァエフ選手がこつこつパンチと肘打ちを当てて主導権を譲らず、離れてからもストレートパンチと膝蹴りをヒットさせる。ムクロック選手はタックルでテイクダウンを狙うが、シヴァエフ選手が切る。ムクロック選手は引き込んで展開を狙うが、上を取ったシヴァエフ選手がパウンドを落とし、有利な体勢でこのラウンドを終える。
2R:シヴァエフ選手がストレートとローキックをヒットさせると、ムクロック選手はタックルで金網に押し付ける。ここから引き込んだムクロック選手がスイープに成功するが、シヴァエフ選手は金網を利用してスタンドに戻す。スタンドでシヴァエフ選手のパンチと前蹴りが有効打となる。ムクロック選手は再びタックルから引き込むが、シヴァエフ選手は付き合わない。テイクダウンされた後も、金網を使ってスタンドに戻す。ムクロック選手が引き込んでからスイープに成功しバックを取るが、シヴァエフ選手が上になったところで試合終了。3名のジャッジが20-18をつけ、3-0の判定でシヴァエフ選手が、デビュー戦を勝利で飾った!
ケージでアップをするグラップラー脇選手
サブミッションを仕掛けるグラップラー脇選手に対して、深見選手が打撃で主導権を握ろうとする。
1R:開始直後に脇選手が飛び込んでタックルを仕掛けるが、これを切った深見選手がサークリングする。脇選手は前足への蹴りやストレートパンチで距離をつめてテイクダウンを狙うが、深見選手が上手く対応しパンチを当てる。このラウンド終了間際、引き込んだ脇選手がラバーガードからパンチを当てると、深見選手が上からパウンドを落とす。
2R:脇選手がダブルレッグでケージに押し込むが、深見選手がバックを取る。脇選手はビクトル式膝十字固めを狙うが、深見選手がディフェンスする。ここから上の取り合いになる。深見選手が打撃をまとめると、脇選手はテイクダウンを狙う。上を取った深見選手がパウンドを落とすと、脇選手も下からパンチを出しながら、得意の足関節を狙う。しつこく足関節を狙い続けたが、極まらず試合終了。2-0の判定で激戦を制したのは、深見選手だった。
会場に到着した両選手。いつものように道場の仲間たちに支えられて、試合に臨んだ!
アップ終了。いざ出陣!
激戦後に仲間に介抱される脇選手。悔しさが込み上げる!
試合後に先輩の麻生さんと上田先生に挨拶する。敗れはしたものの、その闘いは見る者を熱くした!
いつものように上田カイロプラクティックの上田先生が、選手のケアをしてくれた。心強い限りだ!
勝利を決めてスポンサーの旗を背に、ケージの中で笑顔を見せるシヴァエフ選手!
試合を終えて、控え室で仲間と喜びを分かち合う
対戦相手のムクロック選手と健闘をたたえあう
今大会も道場一丸となって、試合に臨んだ。結束力が、さらに深まったに違いない!
柴村君、見事な勝利おめでとうございます!!脇坂君、熱き闘いをありがとうございます。宮崎先生、上田先生はじめサポートされた皆様、応援に駆けつけていただいた皆様、大変ありがとうございます。これをきっかけに、さらに盛り上げていきましょう。最後になりましたが、この大会を主催された修斗関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
コメント