山口に退避して美祢市で働いている、山口大学の元留学生(道場生)とその家族に、日曜日に会いに行ってきました。目的は次女のお古の自転車を持って行くことですが、ずいぶん積もる話もありました。
私たちの事、彼らの事だけでなく、来日を目指している他のアフガニスタン人の友人の状況も共有しました。もちろん、その友人も山口大学の留学生で道場生でした。二人ともJICA peace の大学院過程終了後に、帰国しました。

以前、書きましたし、長年の道場生は覚えていると思いますが、アフガンスタンからの留学生が、3名稽古に来ていました。そのうち上記の2名とは、2021年8月の前政権崩壊後に連絡が取れ、その後、支援を続けていますが、もう1名とはどうしても連絡が取れませんでした。
小柄で笑顔を絶やさず、日本語も堪能でした。道場に通ってくれた留学生の中で、一番日本語が上手かった方です。JICA peace project の留学生として来日し大学院卒業後に、文部科学省の奨学金を得て博士課程で学んでいました。
そんな彼の近況が、JICA peace の同窓生から、上記の2名に伝えられました。情報が交錯して、正確なことは分からないのですが、2月半ばにアフガニスタンの故郷で亡くなったとのことでした。やっと分かった近況が、こんな結果になるとは、思いもよりませんでした。最後は穏やかだったのでしょうか。政変後に苦難があったことと思います。思い返すと、彼との会話が頭をよぎります。
今はただご冥福を祈るばかりです。安らかにお眠りください。

奥様が用意してくれたお茶を飲みながら、話し込みました。保育園に通う子供たちは、ずいぶん日本語が上達していました。友人も奥様と日本語のレッスンを、楽しんでいるそうです。
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この後、公園に遊びに行きました。いつまで名前と顔を隠さないといけないのでしょうか。
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この自転車は、友人の長男が乗ることになるようです。
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