広島大学がアフガニスタン人元留学生１５名（家族を含めて７４名）の日本への退避を決意しました。
在留資格やビザの取得を大学が行う場合、民間と比較するとやりやすいとはいえ、これだけの規模の退避を実現するには相当な困難が伴うはずです。クラウドファンディングで一千万円集まったとしても、おそらく資金も不足するでしょう。

そんな中、学長主導の決断は素晴らしいです。行政との連携も評価できます。このところアフガニスタン関連の報道が減っています。一般の方々は日本とかかわってきたアフガニスタン人の退避がなぜ必要なのか、分からない方も多いと思います。少しでも多くの人に理解していただくためにも、メディアの皆様には背景を分かりやすく報道していただきたいです。世論が高まれば、国も政策転換するかもしれません。

私が連絡を取り合っている元留学生（道場生）も、日本への退避を強く希望しています。市民団体が出来ることには限界があるとはいえ、あきらめずに出来ることを探り続けていこうと思います。