国際交流ひらかわの風の会やREALsの支援の下、家族とともに山口市に無事退避したアフガニスタンからの元留学生(道場生)が、道場にお礼に来てくれました。
武本先生はじめ道場の皆様の支援活動への協力に、挨拶とともにお礼を述べたかったそうです。JICAの留学生として山口大学で学び、帰国後は大学の助教授として働き、その後前政権の官僚として重要なポストについていました。
日本で学んだこと、前政権で働いていたことでタリバンに狙われることとなり、日本への退避を望んでいたのですが、退避への過程は困難の連続でした。風の会の努力とREALsの支援無しでは間違いなく実現しませんでした。

武本先生が通訳して下さいました。彼は武本先生の教え子でもあります。再会を懐かしみ話し込んでいました。
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子供たちも真剣に耳を傾けました
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上級者の多くはともに稽古に励みました
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少年部の終わりと一般部の初めにお礼を述べた後は、稽古を見学したり、懐かしい面々との会話を楽しみました。かつてこの場所で稽古したことが夢のようだと懐かしんでくれました。
去年の8月後半に支援を始めた頃には、日本への退避の可能性は1%以下だと思っていました。感無量です。

一般部終了後に
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現地には日本への退避を待つ元留学生が、まだ残っています。ともに稽古をした仲間であり、彼の親友でもあります。非常に難しい状況ですが、出来る限りの支援を続けていきますので、皆様よろしくお願いいたします。
2022年5月1日に風の会とREALsの募金口座を記しました。山口の活動も資金不足に陥っています。よろしければ各口座への寄付をお願いいたします。また有永まで直接お待ちいただければ、希望の団体に入金いたします。