アフガニスタン人元山口大学留学生(道場生)が、家族とともに山口に退避してきたニュースがNHK、KRY、TYSで放送されました。また毎日新聞に掲載されました。
より多くの人に彼らの現状を知ってもらい、彼らの支援につなげていきたいです。元留学生の友人は今日も新聞社の取材を受け、思いの丈を伝えたそうです。

NHKでの放送です。


日本への退避を待つ現地の友人が、近況を伝えてくれました。
『4月30日にラマダンが明け、人々は翌日からの3日間、Eid(イード)のお祝いをします。その期間は通常休暇ですが、人々はいつものように楽しむことが出来ません。貧困が蔓延し希望を失いつつあります。子供たちの教育への不安が募り、再び戦争が始まるのではと心配しています。

なんの支援も受けることが出来ない大多数の人々は、悲惨な状況下に置かれています。もしこの状態が改善されることが無ければ(国際社会からの支援の増加などで)、もうじき広い地域で飢饉が発生し、多大な人道危機が起こります。多くの人々が命を落とすでしょう。神よ、この国にご加護を。

メディアの報道は厳しく制限されており、世界の人々はアフガニスタンの実情を知るのが難しくなっています。以前は独自の報道が出来たメディアも、現在はタリバンの厳しい管理下におかれています。』